2018年のニュース
Cubase 10への対応について
A.O.M. Audio Plugins バージョン1.9.4 と Cubase 10 で相互運用性試験を行いました。 現在までに相互運用上の問題は見つかっておりません。 問題を発見した場合は helpdesk@aom-factory.jp までご報告いただければ助かります。
macOS 10.14 Mojave 相互運用性
A.O.M.でmacOS 10.14 Mojaveとの互換性を調査した結果、Mojave固有の相互運用性問題は見つかりませんでした。もし問題を発見された場合はヘルプデスクまでお知らせください。
プラグインv1.9.4リリース
A.O.M. Audio Plugins バージョン1.9.4をリリースしました。
バグ修正
- [tranQuilizr, Invisible Limiter G2] 同一プロジェクトに30以上の同一プラグインインスタンスが存在する場合にCPU負荷とメモリ消費が増大することがあるバグを修正しました。
- [tranQuilizr] tranQuilizrの入ったトラックをレンダリングした際に、区間の先頭に1〜2msecのポップノイズ波形が入る可能性があるバグを修正しました。
- [Windows, VST3] Samplitudeでプラグインウィンドウを開いている状態で再度ウィンドウを開こうとすると画面が真っ黒になる不具合に対処しました。Samplitudeでは左記操作をした際にVST3のattached()コールバックが呼び出されないため、ウィンドウハンドルとプラグインGUIが連携できず、プラグインGUIからウィンドウに描画できなくなり、その結果黒画面が表示されていました。
- [Mac Installer] バージョンダウンインストール時に上書きインストールに失敗することがある問題を解消しました。
その他の変更
- [All Plugins] ステータスバーのツールチップを除去し、代わりにマニュアルを開くボタンを設置しました。ツールチップ表示動作そのものがちらつく印象を与えて集中を削いでいたため、その対策となります。
- [Mac OS X] Mac版32bitプラグインの開発を終了しました。
Student Recording Competition for the AES Latin American Conference 2018
A.O.M. は Student Recording Competition for the AES Latin American Conference 2018 のスポンサー(プライズスポンサー)になりました。上位入賞者に弊社製品ライセンスが提供されます。
プラグインv1.9.3リリース
A.O.M. Audio Plugins バージョン1.9.3をリリースしました。
バグ修正:
- [All plugins] 新規実装のプラグイン内ライセンスインストール画面からライセンスインストールを試みた場合に、ライセンスインストールが失敗するバグを修正しました。このバグは、既存ライセンスが存在しない環境(例えば、新規OSインストール後のコンピュータや、新規A.O.M.ユーザ)でのみ発生します。
プラグインv1.9.2リリース
A.O.M. Audio Plugins バージョン1.9.2をリリースしました。
新機能
- [Sakura Dither] 64bit浮動小数点入力の検出に対応しました。
- [All plugins] ライセンス終了期日をステータスバーに表示するようにしました。
- [All plugins] バイパス時、プラグイン画面をやや暗くするようにしました。
- [Invisible Limiter G2] CEILINGパラメータで、正の値を入力した場合に符号を反転した負の値と解釈するようにしました。
- [Invisible Limiter] LIMIT LEVELパラメータで、正の値を入力した場合に符号を反転した負の値と解釈するようにしました。
- [Wave Shredder] GATEおよびCHOPパラメータで、正の値を入力した場合に符号を反転した負の値と解釈するようにしました。
- [All plugins] Aboutダイアログで表示するシステム情報が増えました。
- [All plugins] システム情報をクリップボードにコピーする際、分析ログを含めるようになりました。
- [All plugins] プラグイン画面からライセンスインストールができるようになりました。
- [Invisible Limiter G2] 7%程度高速化しました。
- [tranQuilizr] EQカーブの描画性能を向上し、DAW側描画への影響を低減しました。
バグ修正
- [Invisible Limiter G2] BIASボタンが期待通りに動作していなかったバグを修正しました。
- [All plugins] 整数のパーセント表示のパラメータで、1小さい値が表示されることがあるバグを修正しました。
その他の変更
- [tranQuilizr] ゲインノブのホイール感度を、通常時1dB、Shift押下時0.1dBに変更しました。
- [tranQuilizr] 処理チャンネルがLR以外、かつ、バンドソロが有効になっているとき、選択されていないチャンネルをミュートするように変更しました。例えば、Lチャンネルを選択してソロモードにするとRチャンネルがミュートされます。この動作はプラグイン入出力がステレオのときのみ有効です。
- [VST3 plugins] FL Studioが実行時チャンネル構成に失敗する問題への対策コードを追加しました。
FL Studio 20 Mac および Studio One 4 との相互運用性について
A.O.M. Audio Plugins バージョン1.9.1 と FL Studio 20 Mac および Studio One 4 で相互運用性試験を行いました。 現在までに、既知のVST3プラグインチャンネル構成の問題(注1)以外の相互運用上の問題は見つかっておりません。 問題を発見した場合は helpdesk@aom-factory.jp までご報告いただければ助かります。
(注1)FL Studioではマルチチャンネル対応VST3プラグインのチャンネル構成認識に失敗する不具合が確認されています。 VST2版あるいはAudio Unit版の使用を推奨します。 [6月18日更新] バージョン1.9.2で対策しました。
Live 10への対応について
A.O.M. Audio Plugins バージョン1.9.1 と Live 10 で相互運用性試験を行いました。 現在までに相互運用上の問題は見つかっておりません。 問題を発見した場合は helpdesk@aom-factory.jp までご報告いただければ助かります。
プラグインv1.9.1リリース
A.O.M. Audio Plugins バージョン1.9.1をリリースしました。
バグ修正
- [All Plugins] インストール順で2番目以降のライセンスを認識しない不具合を解消しました。このバグはバージョン1.9.0で混入したものです。
プラグインv1.9.0リリース
A.O.M. Audio Plugins バージョン1.9.0をリリースしました。
新機能
- 新プラグイン: Sakura Dither
バグ修正
- [Invisible Limiter G2] ディザ機能有効時、WaveLabのビットメーターで ‘inter’ ‘below’ インジケーターが意図せず点灯する不具合を解消。
その他の変更
- [All plugins] 古くて実効性のなくなった、デノーマル数対策コードを除去
- [All plugins] OSX 10.7 Lion および OSX 10.8 Mountain Lion への対応を終了